はらいたニモマケズ

何事も腹八分目

初胃カメラレポート

数年前から2〜3ヶ月に1回くらいのペースでくる撃腹痛の頻度がここ最近になって週1くらいとハイペースになっていることに加え、先日風邪を引き、イカ墨みたいな色(多分血液が参加したもの)の嘔吐をし、さすがに何かあったら不安なので今日仕事を休んで胃カメラを飲んできました。

 
胃の中に食物を残さないため昨晩は18時に食事を済ませ、今朝は白湯だけ頂き、盤石の体制で胃カメラに挑みます...!!!
 
名前を呼ばれ診察室に入るとまず先日胃カメラを予約した際に行った採血の結果を聞かされました。
「特に異常なし」
はい、まずは一安心ですね。
 
その後、診察台へ寝かされエコー診断へと移ります。
ジェルのような液体が塗られた器具をお腹に押し当てられエコー診断が始まりました。
5つの臓器(肝臓・胆のう・膵臓脾臓・腎臓)を診てくれたらしいですがここでも
「特に異常なし」
ここで嫌な予感が頭をよぎりました。(胃カメラやっても何も見つからないんじゃ...。)
 
一旦待合室に戻され待つこと数十分・・名前を呼ばれ看護師さんに胃カメラの事前説明や体調等を聞かれた後、『胃を綺麗にする薬』と何やら濁った液体を紙コップで渡されました。
 
看護師さんに内容物を尋ねると
・水
・プロナーゼ
・バロス
が混ざってますとのことでした。(正直聞いたところでわからないけど)
 
味はレモン水のような、薄いスポドリのような、そんな味がしました。
看護師さんは美味しくないからゆっくり飲んでいいですよと言ってくれたのですが、お腹も空き私的には決して不味くはなかったのでゴクゴク頂きました(笑)
 
数分待たされた後、次は喉の麻酔に移ります。
正直これが今日一番辛かったですね。
注射器に麻酔薬が入っていて、それを二段階に分けて飲まされます。
 
まずは半分をゆっくり飲むように言われ、麻酔薬が舌の上に発射されました。指示通りゆっくりと飲み込むとジワ〜っとピリピリした感覚が舌と喉に走ります。(この時点ではまだある程度感覚はある状態。)
 
立て続けに注射器に残ったもう半分の麻酔薬を口内に発射されるのですが、今度はこれを2分間口に含みその後飲み込むよう指示されました。
 
反射的に飲み込みたくなるのを抑えるのが結構大変でしたが、なんとか指示通り2分後飲み込むことができました。
 
しばらくすると麻酔の効果が出てきたのですが、これがなかなか辛いんです!
唾を飲み込もうとすると喉が圧迫されるような息が出来ないような、そんな感覚なんです。
咳払いも満足に出来ず、声も出しにくい、、喉の感覚なんて普段意識しないですが痺れてみて初めて正常に機能することのありがたみを感じました。
 
そしていよいよ本題の胃カメラへと進みます。
胃カメラ予約の際に医師から、初めての胃カメラなら鼻からより口からの方が良いと言われたので、素直に口からの胃カメラを受け入れました。
 
ちなみにその医師曰く、
・鼻からだと楽だけど口からよりは精度は劣る
・口からだと苦しいけど精度は高い
という感じらしいです。
 
まず診察台へ横向きで寝かされ、中心が空洞になっているマウスピースを噛まされます。
その空洞から胃カメラを入れられていくのですが、喉射された麻酔が効きすぎてたお陰もあり、全くえずくことなくすんなりと入っていきました。
 
知り合いで何人か胃カメラをやったことがある人がいるのですが、その内の一人は口からだと、どうしてもえずいてしまいカメラが入らなかったらしく急遽鼻に変更したという話を聞いていたので、どんなに苦しいものなのかと正直かなり緊張していたのですが拍子抜けでした。
これから胃カメラ受けようとしてるあなた、そんなに心配しなくて大丈夫ですよ!
 
カメラは食道を通り、胃に到達し、さらに十二指腸へと突き進みます。
お腹の感覚としては内側から押されているような感じでしたが、とりわけ気にはならなかったです。
 
医師と一緒に映像を見ていたのですが、内臓は綺麗なピンク色をしていて、炎症等の跡もなく、ここで前述の嫌な予感が確信へと変わりました・・(これ、異常ないやつだわ)
 
胃カメラ自体は5分くらいであっさり終了し、その後医師から診察結果を聞いたのですが、
予想通り、
「粘膜もすごい綺麗で〜
ただれているような粘膜も全然なくて〜
むしろ結構綺麗な方で〜」
 
本当になんの問題もなかったようです(笑)
 
一旦は何の異常も見つからなく安心しましたが、じゃあ一体この腹痛はなんなんだというモヤモヤとした気持ちが残ってしまいました。
 
アレルギーの疑いもあるかもしれないので、近いうちにアレルギー検査にでも行こうかと思います。
 
てなことで今日のハイライトは、胃カメラ胃カメラそのものより直前の『喉への麻酔』が辛かった。です。
 
ちなみに今日のお会計は約5500円でした。
胃カメラを受けたいという方は参考にしてみてください。
 
以上、初胃カメラレポートでした。
 
 
P.S. これを書いてる今も腹痛いです…。